変数の基礎とその使用方法

変数はプログラムでデータを保存するために使われる名前付きの「場所」です。この記事では、C++における変数の基本的な使い方や型について学びます。

変数とは何か

変数は値(数値や文字など)を保持するための領域と考えられます。この値はプログラム実行中に変更可能であるため、「変数」と呼ばれます。

変数の型

C++にはさまざまな型があり、それぞれ異なる種類のデータを格納できます。

  • 整数型
  • int: 一般的な整数を格納します。範囲は通常-2,147,483,648から2,147,483,647までです。
  • 他の整数型としてlong longshortがありますが、後ほど詳しく説明します。

浮動小数点型

  • float: 近似値で約6桁程度の精度を持つ小数を格納します。
  • double: 約15桁程度の精度を持つ小数を格納します。

以下は、各型がメモリ上で占めるバイト数の一覧です:

バイト数
int 4
float 4
double 8

変数の宣言と初期化

変数を使うにはまず宣言する必要があります。

// 例: 変数の宣言
int number;
float decimal;
double largeDecimal;

// 初期化付き宣言
int value = 10;
float pi = 3.14f;
double bigValue = 1234567.89;

変数名は以下のルールに従う必要があります:

  1. 英数字およびアンダースコア(_)のみを使用可能。
  2. 数字で始まることはできない。
  3. キーワード(例:int, returnなど)と同じ名前にしてはならない。

代入と演算

変数に値を代入するには「=」を使用します。

// 例: 変数への代入
int x;
x = 5;

// 他の変数からの代入
int y = x + 3;

変数間では加算、減算、乗算、除算などの演算が可能です。

// 演算例
int result = (x + y) * 2;
double division = 10.0 / 3.0; // 小数結果を得るには少なくとも一方が浮動小数点型である必要がある
int remainder = 10 % 3;       // 整数の剰余演算

注意点:

  • 整数の除算では結果が切り捨てられる。
  • 剰余演算子(%)は整数のみに適用可能。

printfを使った出力

printf関数を使って変数の内容を出力することができます。これには「フォーマット指定子」と呼ばれるものが使われます。

// フォーマット指定子の例
printf("整数: %d\n", value);
printf("浮動小数点: %f\n", pi);
printf("倍精度浮動小数点: %lf\n", bigValue);

特殊な書式もサポートされています。

// 特殊フォーマット
printf("2桁表示: %02d\n", 5);   // 左側に0埋め
printf("小数点以下2桁: %.2f\n", 3.14159);

簡単なA+B計算

以下は、二つの整数を足し合わせてその結果を出力する例です。

#include <stdio.h>

int main() {
    int num1 = 1342423;
    int num2 = 3124652;
    int sum = num1 + num2;
    printf("%d + %d = %d\n", num1, num2, sum);
    return 0;
}

このコードは固定された二つの数値を加算して結果を出力します。次回は、ユーザー入力を用いた計算について説明します。

タグ: C++ 変数 printf

6月13日 22:00 投稿