CentOSにおけるJenkinsのRPMパッケージを用いたインストール手順

JenkinsのRPMパッケージは公式サイトから入手可能です。以下のURLからダウンロードし、対象のCentOSサーバーに転送してください。

wget http://pkg.jenkins-ci.org/redhat/jenkins-2.9-1.1.noarch.rpm

ダウンロードしたパッケージをインストールします。次のrpmコマンドを実行してください。

sudo rpm -ivh jenkins-2.9-1.1.noarch.rpm

インストールが完了すると、以下の主要なファイルとディレクトリが作成されます。

  • /usr/lib/jenkins/jenkins.war - Jenkins本体のWARファイル
  • /etc/sysconfig/jenkins - メイン設定ファイル
  • /var/lib/jenkins/ - デフォルトの作業ディレクトリ (JENKINS_HOME)
  • /var/log/jenkins/jenkins.log - ログファイル

インストール直後にJenkinsサービスを起動してみます。

sudo systemctl start jenkins

Java実行環境が適切に設定されていない場合、以下のようなエラーが発生することがあります。

Starting Jenkins bash: /usr/bin/java: No such file or directory [FAILED]

この問題を解決するには、主に2つの方法があります。

方法1: OpenJDKをyumでインストールする

まず、システムにJavaがインストールされているか確認します。

java -version

コマンドが認識されない場合、利用可能なパッケージを検索し、OpenJDKをインストールします。

sudo yum search openjdk
sudo yum install java-1.8.0-openjdk

方法2: Jenkinsの起動スクリプトにJavaのパスを直接指定する

カスタムインストールされたJava環境を使用する場合、起動スクリプトを編集して明示的にパスを指定できます。エディタでファイルを開きます。

sudo vi /etc/init.d/jenkins

スクリプト内のcandidates変数のリストに、システム上のJava実行ファイルの絶対パスを追加してください。例えば、カスタムパスが/opt/java/jdk1.8.0_281/bin/javaの場合は、次のように追記します。

candidates="
/etc/alternatives/java
/usr/lib/jvm/java-1.8.0/bin/java
/usr/lib/jvm/jre-1.8.0/bin/java
/usr/bin/java
/opt/java/jdk1.8.0_281/bin/java
"

いずれかの方法でJava環境を整えた後、再度Jenkinsサービスを起動します。

sudo systemctl start jenkins
sudo systemctl status jenkins

サービスが正常に起動すれば、ウェブブラウザから http://サーバーIPアドレス:8080 にアクセスして初期設定を開始できます。

タグ: CentOS Jenkins RPM OpenJDK systemctl

7月13日 17:37 投稿