Java環境の基本構成
Javaプログラムを実行するためには、以下の主要コンポーネントが必要です:
1. JVM (Java仮想マシン): Javaプログラムを実行する仮想的な実行環境
2. クロスプラットフォーム機能: 一度書いたコードが複数のOSで動作可能
対応OS: Windows, Linux, macOS
3. 各OS用に適切なJVMをインストールすることでクロスプラットフォームを実現
JDKとJREの関係
1. JDK (Java Development Kit): 開発ツールセット(JREを含む)
含まれるツール例:
- javac (コンパイラ)
- java (実行ツール)
- jdb (デバッガ)
- jhat (メモリ分析ツール)
2. JRE (Java Runtime Environment): 実行環境(JVMを含む)
3. 包含関係: JDK ⊃ JRE ⊃ JVM
JDK 9以降では、モジュール化技術の導入により、必要最小限のランタイム環境を構築可能になりました。
JDKインストール手順
- Oracle公式サイトからJDKをダウンロード
- インストーラを実行し、インストールパスを指定
- 注意: パスに日本語やスペースを含めない
- インストール後、binディレクトリで以下のコマンドをテスト
javac -version java -version
環境変数の設定方法
任意のディレクトリでJavaコマンドを使用可能にするため、環境変数を設定します。
# 推奨方法 (JAVA_HOMEを使用)
1. システム環境変数にJAVA_HOMEを追加
- 値: JDKのインストールパス (例: C:\Program Files\Java\jdk-17)
2. Path環境変数に以下を追加
- %JAVA_HOME%\bin
この設定により、JDKのバージョン変更時はJAVA_HOMEのみを更新すればよいというメリットがあります。
トラブルシューティング: 環境変数が反映されない場合
- 環境変数設定画面を開き、変更せずに「OK」をクリック
- Pathに直接binパスを追加