Chromiumにおける型安全な関数オブジェクトと部分適用の仕組み
base::Callback<> および base::Bind() は、Chromium の基盤ライブラリで提供される型安全な汎用関数オブジェクト機構です。これらを組み合わせることで、関数の一部引数を事前に束縛し、残りの引数を受け取る新たな関数を生成する「部分適用」が可能になります。これは遅延実行の単位として利用され、他の言語におけるクロージャに近い役割を果たします。
一回限り ...
6月1日 04:23 投稿
C++におけるテンプレート、型変換制御、および関数オブジェクト
1. C++のテンプレート機構について
C++におけるテンプレートは、データ型に依存しない汎用的なコード(ジェネリックプログラミング)を実現するための仕組みです。テンプレートを使用することで、異なるデータ型に対して同じロジックを適用するコードを一度記述するだけで済み、コンパイル時に特定の型に応じたコードが生成されます。これにより、コードの再利用性が大幅 ...
5月29日 19:55 投稿
C++11におけるstd::functionとstd::bindの実践的活用
関数ポインタの代替としてC++11で導入されたstd::functionは、()演算子で呼び出せるあらゆる呼び出し可能オブジェクトを汎用的に保持可能です。
以下はstd::functionを用いた配列フィルタリングの例です。
void displayFilteredValues(const std::vector<double>& data, std::function<bool(double)> checker) {
for (const auto& value : data) { ...
5月23日 19:11 投稿
C++における訪問者パターンの変種
1、非破壊シーケンスアルゴリズム
これらのアルゴリズムは操作対象のコンテナ内の要素を変更しません。
1.1 find と find_if
find(begin, end, value):value に等しい最初の要素を検索し、イテレータを返す(見つからない場合は end を返す)。
find_if(begin, end, predicate):述語を満たす最初の要素を検索する。
find_end(begin, end, sub_begin, sub_end):サブシー ...
5月18日 11:14 投稿