openGaussにおけるパターンマッチング演算子の詳細解説
openGaussのパターンマッチング手法
openGaussデータベースは、文字列のパターン一致を実現するための複数の方法を提供しています。主に以下の3つのアプローチがあります:
LIKE / ILIKE 演算子:基本的なワイルドカードによる部分一致検索
SIMILAR TO:SQL標準に基づく正規表現風のパターンマッチング
POSIX 正規表現:高度なテキスト処理が可能な強力な正規表現シ ...
8月25日 18:35 投稿
B-tree索引操作関数の実装解析
はじめに
本稿では、openGaussデータベースのストレージエンジンにおけるB木(B-tree)インデックス処理モジュールを対象とし、cbtree.cpp ファイル内に定義された主要な関数群について詳細に解説する。特に、インデックス走査の可否判定、オプション処理、タプル取得、およびバッチ挿入処理の実装ロジックに焦点を当てる。
B-treeインデックスの基本構造
B-treeは、大規 ...
7月27日 16:25 投稿
OpenGaussにおけるSQL実行情報の確認:SHOW WARNINGSおよびERRORS構文の使用法
機能の概要
本コマンドは、現在のデータベースセッション内で直前に実行されたSQLステートメントによって生成された診断情報を一覧表示します。エラー(Error)、警告(Warning)、通知(Note)の3種類の優先度を含むため、クエリの異常検知や内部処理フローの追跡、デバッグ作業において必須のツールとなります。
基本的な構文と制御引数
SHOW WARNINGS [LIMIT [オフセッ ...
7月25日 23:13 投稿
openGaussにおけるDB4AI-Snapshotsデータバージョン管理機能の実践
DB4AI-Snapshotsの概要
DB4AI-SnapshotsはopenGaussのDB4AIモジュールが提供するデータセットバージョン管理機能です。このコンポーネントにより、開発者は特徴量選択や型変換などのデータ前処理を簡易かつ迅速に行えるほか、Gitのようなデータセットのバージョン管理が可能となります。スナップショット作成後はビューとして利用できますが、一度公開されると不変の静的な ...
6月24日 20:49 投稿
openGaussにおけるユーザ変数@variableの使用方法
機能説明
VastbaseはMySQL互換モードにおいて、ユーザ変数@variableの以下の2つの使用形式をサポートします:
SETコマンドによる変数宣言: SET @variable = value または SET @variable := value
SELECTコマンドによる変数代入: SELECT @variable := value
この機能を使用することで、SQLにおける再帰クエリの実装が可能になります(例3参照)。再帰クエリは、データセッ ...
6月19日 18:32 投稿
openGaussのDB4AIスナップショット:機械学習向けデータバージョン管理システム
DB4AI-Snapshotsは、機械学習トレーニング用データセットのバージョン管理を実現するopenGaussのコア機能です。この仕組みにより、データ前処理(特徴量選択・型変換など)を効率化しつつ、Gitライクな履歴管理が可能になります。生成されたスナップショットはビューと同様に参照できますが、公開後は不変の静的データとして固定され、内容変更には新バージョンの作成が必 ...
6月9日 18:53 投稿
openGaussにおけるランタイムメトリクス監視:SHOW STATUSコマンドの実践的活用
機能概要
SHOW STATUS 構文は、openGauss データベースエンジンが内部で継続的に収集している実行時統計情報やシステムメトリクスをテーブル形式で出力するコマンドです。データベースの稼働状態把握、I/O ボトルネックの特定、トランザクション処理の推移分析など、運用監視の基盤として利用されます。特別な管理者権限は不要であり、接続可能な標準クライアント権限でも ...
6月6日 23:04 投稿
OpenGauss の CentOS へのインストール手順
1. セキュリティ設定の無効化
SELinux および firewalld を無効にして再起動します。
# SELinux を無効化
sudo sed -i 's/^SELINUX=.*/SELINUX=disabled/' /etc/selinux/config
# firewalld の自動起動を無効化し、停止
sudo systemctl disable firewalld
sudo systemctl stop firewalld
# 再起動
sudo reboot
2. 専用ユーザーとグループの作成
データベース専用のユー ...
6月6日 17:46 投稿
OpenGaussストレージエンジンの内部機構と実装詳細
OpenGaussデータベースシステムのストレージエンジンは、データの永続化、管理、アクセスを担うコアコンポーネントである。ACID特性の確保、高並列処理、ハードウェアリソースの最適化が主要な要件となる。
OpenGaussのストレージエンジンは、SQLエンジンと物理ストレージの間でデータのやり取りを管理する。ページ単位または圧縮単位(CU)でのデータ操作を実現し、ディ ...
5月28日 03:25 投稿
rewriteheap.cpp(8) - ストレージエンジン
はじめに
前回のブログでは、**rewriteheap.cpp**の学習を開始しました。今回は引き続きrewriteheap.cppの学習とコード解説を進めます。ファイルパス: opengauss-server\\src\\gausskernel\\storage\\access\\heap\\rewriteheap.cpp
一、技術概要
Heap Only Tuple技術概要
Heap Only TupleはPostgreSQL 8.3バージョンで導入された技術であり、update操作の効率化を目的と ...
5月17日 02:27 投稿