Vulfocus 概要
Vulfocus は、脆弱性環境を Docker イメージとして統合管理するプラットフォームです。必要な脆弱性イメージをデプロイするだけで即座に検証環境を構築できるため、セキュリティ訓練や脆弱性研究に最適化されています。
主な機能
- ワンクリックでの脆弱性環境起動
- 起動ごとに自動更新されるフラグ機能による検証確認
- スコアリング機能による技術評価サポート
- Vulhub および Vulapps とのイメージ互換性
- 視覚的な環境オーケストレーション対応
Docker 環境の導入
本プラットフォームは Docker コンテナ上で動作するため、事前に Docker および Docker Compose のインストールが必要です。
apt update
apt install docker.io
apt install docker-compose
インストール後、サービス状態を確認し、必要に応じて自動起動設定を行います。
systemctl start docker
systemctl enable docker
systemctl status docker
Vulfocus のダウンロードと設定
公式リポジトリからソースコードを取得し、設定ファイルを変更します。デフォルトのポート競合を避けるため、必要に応じてポート番号を変更します。
wget https://github.com/fofapro/vulfocus/archive/refs/heads/master.zip
unzip master.zip
cd vulfocus-master
設定ファイル docker-compose.yaml を編集し、公開ポートや IP アドレスを環境に合わせて調整します。例えば、HTTP ポートを 80 から 8081 へ変更する場合があります。
サービスの起動
設定完了後、以下のコマンドでイメージを_pull_し、コンテナを起動します。
docker-compose up -d
起動状況は以下のコマンドで確認可能です。ポートマッピングが正しく行われていることを確認してください。
docker ps
Web インターフェースの利用
ブラウザ経由で設定した IP アドレスとポートにアクセスします。初期のユーザー名およびパスワードはともに admin です。
イメージ管理
ダッシュボードのイメージ管理画面から、必要な脆弱性イメージを同期およびダウンロードできます。一覧から対象イメージを選択し、取得ボタンを実行してください。
シナリオ起動
ダウンロード済みのイメージは、ホーム画面またはシナリオ一覧から起動可能です。起動後、指定された URL にアクセスして脆弱性検証を開始します。
オーケストレーションモード
複数のイメージを組み合わせることで、複雑な攻撃シナリオを構築できます。事前にダウンロードされたイメージを選択し、ネットワーク構成や接続設定を定義して保存します。作成したシナリオは公開後、環境として起動可能です。
计时モード(タイマー機能)
訓練や競技形式の利用に向け、時間制限付きの環境を設定できます。漏洞情報を入力し、制限時間およびタイマータイプを指定して作成します。設定完了後、通常のシナリオと同様に起動して利用可能です。