Oryxビデオソリューションの導入と設定ガイド

Oryx(旧SRS Stack)は、クラウドまたはセルフホスティング環境でライブストリーミングとWebRTCを含むオンラインビデオサービスを構築するためのオールインワン、オープンソースのビデオソリューションです。プロジェクトリポジトリ: https://gitcode.com/gh_mirrors/sr/srs-stack

1. プロジェクトディレクトリ構造の概要

Oryxプロジェクトは以下のようなディレクトリ構造を持ちます:

.
├── .github/
├── .vscode/
├── auto/
├── focal/
├── mgmt/
├── platform/
├── releases/
├── scripts/
├── test/
├── ui/
├── usr/
├── .gitignore
├── CONTRIBUTING.md
├── DEVELOPER.md
├── Dockerfile
├── LICENSE
├── Makefile
├── README.md
├── SECURITY.md

主要ディレクトリの説明:

  • auto/: 自動化スクリプトが格納されています
  • focal/: プロジェクトの焦点に関連するファイル
  • mgmt/: 管理インターフェース関連ファイル
  • platform/: プラットフォーム固有の実装コード
  • releases/: プロジェクトのリリース関連ファイル
  • scripts/: プロジェクトで使用されるスクリプト
  • test/: テストコードとテストデータ
  • ui/: ユーザーインターフェース関連コード
  • usr/: Unixユーザーディレクトリ構造を模倣したもの

2. 起動ファイルの詳細

プロジェクトの起動は主にDockerコンテナ経由で行われます。以下に起動ファイルの簡単な説明を示します:

  • Dockerfile: Dockerイメージをビルドするためのファイルで、イメージのビルドプロセスを定義し、プロジェクトのすべての依存関係と起動コマンドを含んでいます

Oryxを起動するコマンド例:

docker run --restart always -d -it --name video-platform -v $HOME/media:/media \
-p 80:2022 -p 443:2443 -p 1935:1935 -p 8000:8000/udp -p 10080:10080/udp \
ossrs/oryx:5

起動パラメータの説明:

  • --restart always: コンテナが常に再起動されるように設定
  • -d: コンテナをバックグラウンドで実行
  • -it: インタラクティブモードで起動
  • --name video-platform: コンテナに名前を指定
  • -v $HOME/media:/media: データボリュームをマウントし、データ損失を防ぐ
  • -p 80:2022: HTTPポートを公開
  • -p 443:2443: HTTPSポートを公開
  • -p 1935:1935: RTMPポートを公開
  • -p 8000:8000/udp: WebRTC UDPポートを公開
  • -p 10080:10080/udp: SRT UDPポートを公開
  • ossrs/oryx:5: OryxのDockerイメージを使用

3. 設定ファイルの詳細

プロジェクトの設定は主に.envファイルで行われ、このファイルは/media/config/ディレクトリにあります。以下に設定ファイルの基本的な設定項目を示します:

  • ADMIN_PASSWORD: 管理者パスワード
  • UI_LANGUAGE: ユーザーインターフェースの言語設定、enまたはjaが選択可能

設定ファイルの内容例:

ADMIN_PASSWORD=securePassword123
UI_LANGUAGE=ja

これらの設定項目は、コンテナ起動時に環境変数として渡すか、.envファイル内で直接編集できます。

データボリュームを正しく設定し、データの永続化を確保するよう注意してください。

タグ: Docker WebRTC RTMP SRT オープンソース

5月23日 10:14 投稿